一人旅の実施状況2017年版
リクルートの「じゃらん」が行っている「じゃらん宿泊旅行調査2017」(調査期間:2016年4月から2017年3月)を元に、一人旅の現状について紹介します。データは国内旅行に関してです。
一人旅を行う人は前年までは年々増加しており、11年連続で増加傾向でしたが、今年は若干ですが、下落しました。
全体で17.2%、去年の17.5%から若干の減少です。
理由としては、女性がどの年代でも一人旅の割合が減っている他、男性も35歳から49歳での割合が0.6%減少。
逆に男性の20歳から34歳までが0.3%、50歳から79歳までが0.9%上昇しています。
男性の20歳から34歳は、約3割が一人旅をするようになりました。逆に同じ年代の女性は12.6%です。
女性の一人旅の割合が減ったのは、昨今の一人旅ブームが一巡したからかもしれません。来年以降の状況も要チェックです。
今回の調査した年は、集計を開始した2004年から通してみて、全体として(一人旅だけでなく、すべての旅行形態)一番宿泊旅行を実施した率が低く、54.8%とのこと。
どんどん、旅行離れが進んでいるのかもしれません。
ただ、必ずしも宿泊するだけが旅行ではありませんので、日帰り温泉や観光地を訪れるなど、いろいろな旅行を試みてはどうでしょうか。
(2017年8月16日掲載)